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スマイルジャパン飯塚監督「深く反省」0―4で3連敗

[ 2014年2月13日 19:07 ]

第2ピリオド、ドイツは開始48秒で2点目を入れ、歓喜のポーズ

アイスホッケー女子予選B組 日本0―4ドイツ

(2月13日)
 ソチ五輪のアイスホッケー女子は13日、既に2敗している日本が世界ランク9位のドイツと対戦。「スマイルジャパン」は歴史的な五輪初勝利を目指して序盤から猛攻を仕掛けたが、チャンスを逃さなかったドイツの前に0―4で完敗した。

 1次リーグは、世界ランキングに基づく4チームの下位リーグ。ここでの最下位が決まり、次の試合は16日の5~8位決定予備戦で、準々決勝の敗者と対戦する。これに勝てば18日の5、6位決定戦、負ければ7、8位決定戦に進む。

 是が非でも1つ勝ちたい日本は第1ピリオドから果敢にシュートを放ち、ドイツゴールを脅かしたが、13分にドイツのロングシュートが決まり先制を許した。第2ピリオドは開始わずか48秒で2点目を失うと、焦りの色が濃くなる一方。FW久保らがゴールを狙うも相手のディフェンスに阻まれ、最終ピリオドもFW坂上が相手ゴールに迫るも得点ならず、逆に終了間際にダメ押しの2得点を奪われ3連敗となった。

 飯塚祐司監督は「60分間、ハードに戦うことができなかった。気持ちの切り替えがうまくいかず、チームが機能しなかった。深く反省し、次のゲームへ準備したい」と話した。

 また、中心的DFの一人、鈴木が風邪による発熱で欠場。その影響で各セットの構成メンバーを変更したが、飯塚監督は「守備面で大きな影響はなかった」と強調。「大事を取って休ませた。次の試合には使う」と話した。

 ▼大沢ちほの話 60分間日本のプレーが全くできなかった。気持ちを切り替えたつもりだったが、気持ちの弱さが出てしまった。メンタルの問題。勝ちにこだわる部分が前の2戦とは全然違った。
 
 ▼カタン・ドイツ女子代表監督の話 今大会初勝利は大変うれしい。60分間、ドイツのホッケーができた。1点を奪ってペースをつかむことができた。

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2014年2月13日のニュース