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真央に五輪の重圧…個人種目へ練習拠点のアルメニアで自信取り戻す!

[ 2014年2月9日 07:33 ]

フィギュアスケート団体の女子SPで3位につけた浅田真央
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ソチ五輪フィギュアスケート団体

(2月8日)
 ソチ入りしてからの練習で絶好調だった浅田真央(23=中京大)だったが、冒頭のトリプルアクセルで転倒。その後は立て直したものの、3位に終わった。

 「予想以上に緊張してしまって、練習通りの自分の滑りができませんでした。これがオリンピックの雰囲気なのかと感じました」と悔しそうに振り返った。

 演技直前の6分間の調整でトリプルアクセルが決まらず「気持ちが乱れてしまった」と言う。さらに、前に滑った地元のリプニツカヤの演技に観衆が沸き立ち「気持ちを通常の状態に持っていけないままスタートした」とも語った。

 転倒した3回転半が2回転半の判定となったことも響き、技術点で全体の6位。日本はメダル獲得が厳しくなり「ごめんなさい!って感じでした」と責任を背負い込んだ。

 団体戦のSPで弾みをつけて、個人種目に弾みをつけるはずが「あれだけ練習してきてこの演技。(不安が)出てきた」と弱気な言葉を漏らす姿も。

 佐藤信夫コーチは「慣れない団体というのもあったのかもしれない」としながらも、「(五輪での練習拠点の)アルメニアでは振り出しに戻って、淡々とやっていきたい」と語った。

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