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陸上土田が決勝へ 柔道の高橋はメダルならず

[ 2012年8月31日 23:59 ]

男子73キロ級3位決定戦で敗退した高橋秀克

 ロンドン・パラリンピック第3日は31日、五輪スタジアムで陸上が始まり、女子5000メートル(車いす)予選で土田和歌子(東京都)が2組3着に入り、決勝へ進んだ。競泳男子で100メートル背泳ぎ(知的障害)の長尾智之(東京都)と100メートル自由形(視覚障害S11)の木村敬一(東京都)が予選でいずれも全体の4番目に入り、決勝に進出した。

 柔道(視覚障害)では男子73キロ級の高橋秀克(埼玉県)が3位決定戦でロシア選手に敗れ、メダルを逃した。女子57キロ級の米田真由美(東京都)は1回戦で敗れ、負傷のため敗者復活戦を棄権した。自転車男子1000メートルタイムトライアル(運動機能障害C4、5)の石井雅史(神奈川県)は6位。ゴールボール女子の日本は1次リーグ初戦でオーストラリアに3―1で勝って白星発進し、車いすバスケットボール男子の日本はポーランドに敗れて2連敗。

 第2日の30日は柔道(視覚障害)で男子60キロ級の平井孝明(熊本県)、同66キロ級の広瀬誠(愛知県)が3位決定戦で敗れ、メダルを逃した。女子52キロ級の半谷静香(神奈川県)は1回戦で敗れ、敗者復活戦も勝ち抜けなかった。競泳女子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S6)で、盧冬(中国)が1分24秒71の世界新で制した。

 ▽高橋秀克の話 7年間、勝つことを考えてやってきたが、終わってしまった。こんな素晴らしい舞台で試合ができてうれしかった。負けたのは力不足。精いっぱいやった。(共同)

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2012年8月31日のニュース