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五輪“新戦闘服”発表!胸には虎、盗撮にも強い!

[ 2012年6月18日 06:00 ]

レスリングのロンドン五輪代表が着用する試合用ウエアでポーズをとる湯元健一(左)と吉田沙保里

 日本レスリング協会は17日、全日本選抜選手権最終日の会場となった東京・代々木第2体育館で、ロンドン五輪代表選手が試合で着用するシングレットを発表した。胸に虎の顔がプリントされるド派手なデザインに、女子55キロ級で3連覇を目指す吉田沙保里(29=ALSOK)は「相手が虎に目をトラわれている間にタックルに入ろうと思います」と笑顔で必殺技?まで明かした。

 08年北京五輪のシングレットには昇り竜があしらわれていたが、今回は「アジア最強、最速の動物」という虎がモチーフ。赤、青ともに金色の虎が牙をむくデザインに、日本協会の高田裕司専務理事も「虎になれ!という思い。かなり満足度は高い」と納得していた。デザインだけではなく、マルチサポート事業との共同研究が生かされ、体幹を安定させるなど機能性も大幅に向上しているという。

 さらに、新素材の効用で透過性も減少したため、女子選手には大敵だった盗撮もシャットアウト。金メダルを“盗まれ”なければ、日本女子初の五輪3連覇を達成することになる吉田も「強そうなので気に入ってます」と気合を込めた。

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2012年6月18日のニュース