ロゲ会長　五輪放送権料は「堅実　収入減に苦しんでいる事実はない」

　国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は７日、南アフリカのダーバンで総会第２日の審議を行い、ロゲ会長は２０１４年冬季と１６年夏季の五輪２大会分のテレビ放送権収入がまだ確定はしていないものの、４０億ドル（約３２４０億円）を超え、１０年冬季と１２年夏季の３９億ドルを上回るとの見通しを明らかにした。

　ＩＯＣが６月に米ＮＢＣと締結した１４年から４大会分の米国向け放送権の契約額は初めて横ばいとなったが、ロゲ会長は「放送権マーケットは明らかに堅実で（ＩＯＣが）収入減に苦しんでいる事実はない」と話した。（共同）