中国体操年齢疑惑　シドニー五輪は調査続行

　国際体操連盟（ＦＩＧ）は１日、北京五輪女子団体総合で優勝した中国のメンバーに年齢詐称疑惑が出ていた問題について、出場資格の１６歳に満たない選手はいなかったと発表した。中国体操協会が提出したパスポートや戸籍などで年齢が確認できたと説明。調査を求めた国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）も結論を了承した。しかし、００年シドニー五輪に出場した董方霄、楊雲については中国の説明や証拠が不十分として、さらに調べを続ける意向を表明した。