フェルスタッペン5勝目、ペレス2位でレッドブルがワンツー 角田はフラップの故障で無念13位
F1第8戦アゼルバイジャンGP決勝 ( 2022年6月12日 バクー市街地コース=1周6・003キロ×51周 )
今季総合首位に立つレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3番手から出て2戦ぶり今季5勝目、通算25勝目を挙げた。セルヒオ・ペレス(メキシコ)が2位で、レッドブルが今季3度目のワンツー・フィニッシュを飾った。4戦連続でポールポジション(PP)を獲得していたフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)は20周目のエンジントラブルでリタイア。メルセデスのジョージ・ラッセル(英国)が3位で今季3度目の表彰台を確保した。
2番手から出たペレスがスタートでルクレールをかわしてトップに立ったが、9周目でフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)がマシントラブルを起こしてリタイア。すかさずルクレールがピットインするなど各車がハードタイヤへの交換に踏み切った。1、2位に残ったレッドブルはペレスが17周目、フェルスタッペンが19周目と交換を遅らせたが、ルクレールのリタイアでフェラーリが全滅し、楽な展開となった。
今季自己最高の8番手から出たアルファタウリの角田裕毅は13位に終わった。スタートで9番手に後退も、早めのタイヤ交換から着実に周回を重ね、一時は5番手に。だが、リアウイングのフラップの故障が判明して6番手を走行中だった39周目にピットインを余儀なくされ、今季自己最高順位のチャンスを失った。6番手から出た同僚のピエール・ガスリー(フランス)は今季自己最高の5位に入った。
▽決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)ペレス(レッドブル)
(3)ラッセル(メルセデス)
(4)ハミルトン(メルセデス)
(5)ガスリー(アルファタウリ)
(6)フェテル(アストンマーチン)
(7)アロンソ(アルピーヌ)
(8)リカルド(マクラーレン)
(9)ノリス(マクラーレン)
(10)オコン(アルピーヌ)
(11)ボッタス(アルファロメオ)
(12)アルボン(ウィリアムズ)
(13)角田裕毅(アルファタウリ)
(14)シューマッハー(ハース)
(15)ラティフィ(ウィリアムズ)
リタイア ストロール(アストンマーチン)
リタイア マグヌセン(ハース)
リタイア 周冠宇(アルファロメオ)
リタイア ルクレール(フェラーリ)
リタイア サインツ(フェラーリ)