佐藤琢磨は10番手で決勝へ ディクソンが最速記録で2年連続PP インディ500予選

[ 2022年5月23日 10:34 ]

3度目の優勝を狙う佐藤琢磨(AP)
Photo By AP

 自動車のNTTインディカー・シリーズ第6戦、第106回インディアナポリス500マイル(インディ500)は22日、米インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで予選最終日が行われ、17、20年に続き2年ぶり3度目の優勝を狙う佐藤琢磨(45=ホンダ、デイル・コイン・ウィズRWR)は10番手で29日の決勝に進んだ。

 予選第1日の上位12台で競う「トップ12」に進出した佐藤は平均231・670マイル(約372・8キロ)をマーク。上位6台でポールポジション(PP)を争う「ファスト6」には進めなかった。スコット・ディクソン(41=ニュージーランド、ホンダ、チップ・ガナッシ)が26年ぶりに予選最速を更新する平均234・046マイル(約376・7キロ)を記録し、2年連続5度目のPPを獲得した。

 ▼佐藤琢磨 10位という成績は素晴らしいものですが、正直に言えば、僕たちにとって今日は難しい一日でした。予選前の最終プラクティスにあたるファスト・フライデー(20日)で、僕たちのマシンはとてもいい仕上がりを示しました。そこで大きな期待を抱きましたが、土曜日(21日)はコンディションに関する計算を誤ったため、やや難しい状況となりました。今日は予選セッション前のプラクティスに参加し、予選用セットアップを確認したので、できることはすべてやったといえるでしょう。予選10位という結果はやや不本意なものですが、レースはまったく異なる展開となるはずです。いま、僕たちはとてもワクワクしています。僕たちはトラフィックで非常に強力なマシンを手にしています。まだ、やるべき作業は残っていますが、月曜日(23日)のプラクティスとカーブデー(27日)でそれらに取り組むことになります。

続きを表示

この記事のフォト

2022年5月23日のニュース