ハミルトンが戦略勝ちで通算98勝目!角田は初のリタイア F1第4戦スペインGP
F1第4戦スペインGP決勝 ( 2021年5月9日 バルセロナ カタルーニャ・サーキット=1周4・675キロ )
予選で通算100回目のポールポジション(PP)を獲得したメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が1時間33分7秒680で今季3勝目、通算98勝目をマークした。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2位。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅はリタイアした。
2番手スタートのフェルスタッペンが抜群のスタートダッシュを見せ、ターン1でハミルトンのインを突いてトップへ。ハミルトンより先にピットインし、タイヤをソフトからミディアムへ替えた。だが、ハミルトンも続いてタイヤ交換を行い、フェルスタッペンと1秒前後のバトルを展開後、先に2度目のピットインでソフトタイヤに替えて猛追。2度目のタイヤ交換ができずに粘っていたフェルスタッペンを59周目で抜き去り、第3戦ポルトガルGPに続いて連勝を飾った。
16番手から出た角田はスタート直後に18番手へ後退。2台を抜いて16番手に戻った7周目のターン10で突然マシンの電気系統が落ちてしまい、コース外へ出てストップ。F1デビューから3戦続けて完走していたが、4戦目で初のリタイアとなった。
▽決勝順位
(1)ハミルトン(メルセデス)
(2)フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
(3)ボッタス(メルセデス)
(4)ルクレール(フェラーリ)
(5)ペレス(レッドブル・ホンダ)
(6)リカルド(マクラーレン)
(7)サインツ(フェラーリ)
(8)ノリス(マクラーレン)
(9)オコン(アルピーヌ)
(10)ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
(11)ストロール(アストンマーチン)
(12)ライコネン(アルファロメオ)
(13)フェテル(アストンマーチン)
(14)ラッセル(ウィリアムズ)
(15)ジョビナッツィ(アルファロメオ)
(16)ラティフィ(ウィリアムズ)
(17)アロンソ(アルピーヌ)
(18)シューマッハー(ハース)
(19)マゼピン(ハース)
リタイア 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)