中嶋「いい結果届ける」、ルマン24時間へトヨタ会見
フランス伝統の自動車耐久レース、第86回ルマン24時間で悲願の初優勝を目指すトヨタが29日、東京都内で大会へ向けた説明会を開催し、8号車を担当する中嶋一貴は「毎年、期待を裏切り続けている。ワンツー(フィニッシュ)で、いい結果を届けられるように頑張りたい」と力を込めた。
トヨタは2012年に世界耐久選手権(WEC)に復帰。シーズンのハイライトとなるルマン24時間では2位が最高で、表彰台の頂点には立てていない。7号車の小林可夢偉は「24時間、トラブルなくゴールまで持っていくことがチャレンジ」と意気込んだ。
ライバルのポルシェが昨季限りで最高峰のLMP1クラスから撤退。ハイブリッド車で参戦する自動車メーカーはトヨタだけとなった。トヨタは7、8号車の2台がエントリー。レースは6月16日にフランス西部ルマンのサルテ・サーキットでスタートする。
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