米テスラ 新型EVセダンを初公開 価格抑えた「モデル3」

[ 2016年4月1日 18:14 ]

3月31日、米カリフォルニア州で、テスラ・モーターズが初公開した電気自動車(EV)の新型車「モデル3」

 米電気自動車(EV)メーカーのテスラ・モーターズは3月31日、従来型より価格を大幅に安くした5人乗りの新型セダン「モデル3」を米カリフォルニア州で初公開した。米国の基本価格は3万5千ドル(約390万円)。2017年終盤に生産を始め、順次納車する。日産自動車の「リーフ」(約2万9千ドルから)など他のメーカーのEVと火花を散らしそうだ。

 日本を含めた世界で同日、購入予約の受け付けを始めた。日本での販売価格は未定だが、基本価格が926万円の主力セダン「モデルS」の半額程度になる見通し。

 テスラは、パナソニックとともに米ネバダ州に設けた工場で大量生産する電池を搭載することで低価格を実現し、販売拡大を狙う。

 モデル3はスポーティーな外観が特色で、車体はモデルSより約2割小さい。時速60マイル(約97キロ)まで6秒以内で到達する加速性能があり、1回の充電で約345キロの走行が可能という。

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2016年4月1日のニュース