トヨタ車体がダカール・ラリー参戦 社員ドライバー初起用
トヨタ自動車の生産子会社、トヨタ車体(愛知県刈谷市)は7日、世界で最も過酷とされる自動車競技「ダカール・ラリー2016 アルゼンチン~ボリビア」に参戦すると発表した。
今回のラリーには1995年の参戦以来、初めて社員をドライバーに起用した。ラリー車の開発を手掛ける社員エンジニアも新たに加わり、体制を一新して臨む。
同社が開発、生産するスポーツタイプ多目的車(SUV)「ランドクルーザー200」シリーズをベースにしたラリー仕様車で、市販車部門の3連覇を目指す。
同社広報室に所属する社員ドライバーの三浦昂氏(32)は記者会見で「しっかりゴールし、社員でもできるということを証明したい」と話した。
ダカール・ラリーは来年1月3日から16日にかけて開催。アルゼンチンとボリビア間を往復し、9583キロを走る。
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