アクアが２カ月ぶり首位　上位１０車種中６車種は軽自動車

　１月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車（ＨＶ）「アクア」が２カ月ぶりに首位となった。前年同月比１２・７％減の１万９９６８台。前年１月は消費税増税前の駆け込み需要で販売が伸びていたため、上位１０車種のうち７車種が前年実績を下回った。

　日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が５日発表した。

　上位１０車種のうち６車種を軽自動車が占めた。２位はホンダの「Ｎ―ＢＯＸ」で１９・９％増の１万８６４３台、３位は日産自動車の「デイズ」で１９・６％増の１万６８２４台だった。昨年１２月に全面改良したダイハツ工業の「ムーヴ」とスズキの「アルト」はそれぞれ４位と１０位に入った。

　軽自動車以外では、ホンダの「フィット」が６位、トヨタの「プリウス」が７位となった。