マツダの小飼社長 新型車で販売増に自信

[ 2014年11月20日 08:54 ]

マツダの小飼雅道社長(手前)と新型車「CX―3」

 マツダの小飼雅道社長は19日、日本で来春発売する小型スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型車「CX―3」が「販売台数の成長を加速させる車種になる」と語り、2016年3月期の世界販売目標152万台の達成に自信を示した。小型SUVは世界的に需要が拡大しているため、販売増が見込めるとみている。

 CX―3を出展した米ロサンゼルスで開催中の自動車ショーで報道陣に語った。マツダは15年3月期の世界販売を前期比7%増の142万台と予想。小飼氏はCX―3の投入が「16年3月期にさらに10万台伸ばす成長を支える」と期待を込めた。

 CX―3は本社工場(広島県府中町)で生産し、世界で年15万台販売する計画。小飼氏はメキシコなど他工場でも造る計画はないとし「この規模の台数の車種を数カ所にばらまいて造るのは効率が非常に悪い」と説明した。(共同)

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2014年11月20日のニュース