日産が3代目ティアナ発表 内外装を一新、快適さと走行性能が向上
日産自動車は20日、大型セダン「ティアナ」の新型車を発表した。内外装を一新して快適性を向上させたほか、加速やコーナリングなどの走行性能も引き上げた。価格は242万9700円からとし、2月5日に全国で発売する。
ティアナは2003年に初代が発売され、今回は08年に続く2度目の全面改良。外観は、鋭角に切れ込んだヘッドランプなどの採用により、躍動感やスピード感を表現したという。
車内の静粛性を高めるなどしたことで乗り心地を改善。排気量2500CCのエンジンや変速機も改良し、ガソリン1リットル当たりの走行距離を、従来の11・4キロから14・4キロに延ばした。
3代目となるティアナは既に米国と中国で先行販売されている。横浜市にある日産本社での発表会で、片桐隆夫副社長は「世界で鍛えられた本物のセダンだ。目の肥えた顧客に必ず満足してもらえる」と自信を示した。
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