トヨタ　プリウスＰＨＶを２０万円値下げ

　トヨタ自動車は３０日、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車「プリウスＰＨＶ」を一部改良し、発売した。当初の販売目標に届かなかったため、全グレードで価格を見直し、従来モデルから２０万円程度引き下げた。

　内外装のデザインを変えたほか、振動や騒音を減らした。

　プリウスＰＨＶは、２０１２年１月に販売を始め、国内の年間販売目標を３万５０００～４万台としていた。だが充電インフラの整備が進まず、１３年８月までの国内累計販売台数は約１万４０００台にとどまった。

　トヨタは当面、プリウスＰＨＶの年間販売目標を１万台以上とし、１０年代後半には２万台以上の販売を目指す。