軽乗用車生産0・8%増 8月として過去最高

[ 2013年9月30日 16:57 ]

 日本自動車工業会(自工会)が30日に発表した8月の国内自動車生産は、軽乗用車が前年同月比0・8%増の11万6446台で、8月として過去最高だった。2カ月連続で前年実績を上回った。

 購入・維持コストの安い軽乗用車の人気が高まっており、メーカー各社が積極的に新車を投入、生産台数を押し上げた。

 一方で、普通車や小型車を含む乗用車全体では9・2%減の57万6847台。商用車を合わせても7・6%減の68万487台で、共に前年比のマイナスは12カ月連続。2012年秋のエコカー補助金終了による国内販売低迷が長引いている。

 商用車のうちトラックは1・5%増、バスは11・7%増だった。

 8月の輸出台数は2・1%増の35万1217台で、13カ月ぶりにプラスに転じた。

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2013年9月30日のニュース