トヨタ、北米などで販売のミニバン69万台をリコール

[ 2013年9月27日 08:32 ]

 トヨタ自動車は26日、米国で2003年1月~05年8月と07年2月~08年12月に生産したミニバン「シエナ」について、一部で変速機を動かすシフトレバーを停止の位置に入れていても力が加わるとレバーの位置がずれて車が動きだす恐れがあるとして、北米などで計69万台強をリコール(無料の回収・修理)したことを明らかにした。

 米国とカナダで計24件の事故があり、うち米国での2件で軽傷者が出たという。日本では販売をしておらず、リコールの対象外。

 リコールの内訳は米国が61万5000台、カナダが5万6000台、メキシコが2万3000台、ドイツが300台、グアテマラが10台。シフトレバーをロックする機構の部品に欠陥があり、ロックする性能が不足しているのが原因で、リコールで部品を交換する。(共同)

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2013年9月27日のニュース