トヨタ7万台リコール クラウン、HVなど7車種

[ 2013年9月4日 17:07 ]

 トヨタ自動車は4日、走行不能になる恐れがあるとして、「クラウン」や高級車レクサスの「GS350」などガソリン車の5車種5万9330台(2005年7月~11年7月生産)と、「ハリアーハイブリッド」などハイブリッド車(HV)の2車種1万5332台(05年2月~11年6月生産)のリコールを国土交通省に届けた。

 国交省によると、ガソリン車は始動時の振動で、エンジンへの吸気を制御する装置の固定用ボルトが徐々に緩み、空気がうまく送り込まれずにエンストする恐れがある。

 HVはハイブリッドシステムの電子部品が過熱して損傷し、最悪の場合、電源回路に過大な電流が供給されてヒューズが切れ、走行不能になる恐れがある。

 ガソリン車は08年9月以降に256件、HVは11年6月以降に13件のトラブルが起きているが、事故の報告はない。トヨタは海外に輸出したこれら計約29万台も、各国のルールに従いリコールなどの措置を取るという。

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2013年9月4日のニュース