米テスラの電気自動車 阪神高速で試乗会

[ 2013年7月26日 11:19 ]

米テスラ・モーターズの大型EV「モデルS」

 米電気自動車(EV)ベンチャーのテスラ・モーターズは26日、5人乗りの大型EV「モデルS」で阪神高速5号湾岸線を走る報道陣向け試乗会を開いた。日本の高速道路でモデルSの試乗会を開くのは初めて。アクセルを踏むと静かに力強く加速する性能をアピール。27、28日に一般向け試乗会を開催し、日本でも最先端EVの良さを訴える。

 兵庫県の阪神高速湾岸線、尼崎末広―六甲アイランド北の約12キロを走行。速度を上げてもモーターの音はほとんど聞こえない。運転席の周囲に二つの液晶パネルを配置。速度を表示するほか、ラジオやエアコンの操作をタッチパネルでできる。

 日本では2011年から受注を開始。左ハンドル車は今年中に納車を始める。価格は、12年から出荷を始めた米国と同程度の8万~10万ドル(約794万~993万円)になる予定だ。

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