スズキ軽8万台リコール エアコンに不具合

[ 2013年6月6日 16:19 ]

 スズキは6日、エアコンに不具合があるとして軽自動車「パレット」と「ワゴンR」、マツダのブランドで生産した「AZ―ワゴン」の3車種、計8万6288台(2008年1月~10月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。

 国交省によると、冷気を作り出すエバポレーターと呼ばれる部分が腐食し、冷媒のガスや潤滑油が漏出。エアコンの効きが悪くなるほか、最悪の場合、エンジン動力で回転するコンプレッサーが潤滑不足で焼き付いて停止、低速走行中にエンストする可能性がある。

 10年10月以降、エアコンの異常音や効きが悪いなどのトラブルが計263件起きているが、事故の報告例はない。

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2013年6月6日のニュース