可夢偉 来季F1参戦断念…10年ぶり日本人不在へ

[ 2012年12月19日 06:00 ]

来季のF1参戦を断念した小林可夢偉

 今季のF1で唯一の日本人ドライバーだった小林可夢偉(26)が18日、来季の参戦を断念したことを表明した。自身の公式サイトで「2013年のレースシート獲得は不可能という状況になりました」と報告。現状では、フル参戦する日本人ドライバーは来季、10季ぶりに不在となる。

 ロータスが17日にロマン・グロージャン(26)の残留を発表し、小林の上位チーム移籍は絶たれた。3季所属したザウバーで残留できず、来季の資金集めに奔走。目標額に近い800万ユーロ(約8億8800万円)を集めたが実らなかった。

 11月22日から始めた募金の受け付けも終了。総額1億8465万円5120円は14年のシート獲得の資金にするという。小林は「13年度はF1以外のカテゴリーは考えていません。14年にトップチームのレースシートを獲得できるベストな道を選択したい」とつづった。

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2012年12月19日のニュース