小林可夢偉 鈴鹿で初の表彰台!日本人最高タイ3位

[ 2012年10月7日 16:59 ]

F1日本グランプリで日本人最高タイの3位に入り、表彰台で喜ぶザウバー・フェラーリの小林可夢偉。左は優勝したセバスチャン・フェテル

 自動車のF1シリーズ第15戦、日本グランプリ(GP)は7日、三重県鈴鹿サーキットで決勝を行い、ザウバー・フェラーリの小林可夢偉が日本人過去最高タイの3位に入った。1990年日本GPの鈴木亜久里、2004年米国GPの佐藤琢磨に次ぐ、日本人3人目の表彰台となった。

 3番手発進の小林はスタート直後に2位に浮上した。その後、順位を落としたものの、最後はジェンソン・バトン(英国、マクラーレン・メルセデス)の猛追を振り切った。

 レッドブル・ルノーのセバスチャン・フェテル(ドイツ)が2連勝で今季3勝目、通算24勝目を挙げた。2位はフェラーリのフェリペ・マッサ(ブラジル)だった。

 総合優勝争いは、リタイアだったフェルナンド・アロンソ(スペイン、フェラーリ)が194点でリードし、フェテルが190点で続いている。

 ▼小林可夢偉の話 初めての表彰台が鈴鹿ということで、自分でも驚きだがうれしい。いいスタートを決めることができた。(喜びは)言葉に表せない。もっと上位に行けた可能性もあったが、冷静にこれで良かったと思う。

 ▼セバスチャン・フェテルの話 とてもうれしい。年間王者争いにおいても、良い結果となった。素晴らしいマシンに仕上げてくれたチームに感謝したい。

 ▼日本人でF1に初めてフル参戦した中嶋悟氏の話 予選からの良い流れを結果につなげた。他のドライバーのトラブルに助けられたところはあるけれど、チャンスをしっかりとものにした良いレースだった。

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