トヨタ、累計生産2億台達成!1935年から76年11カ月で

[ 2012年7月24日 18:03 ]

 トヨタ自動車は24日、2012年6月に累計の世界生産台数が2億台を達成したと発表した。1935年にトヨタの前身である豊田自動織機製作所(現豊田自動織機)の自動車部で1号車のG1型トラックを生産して以来、76年11カ月で到達。

 国内は1億4521万台、海外は5512万台。最も生産台数の多い車種はカローラで、3908万台に上る。

 豊田章男社長は「トヨタ車を選んでいただいたすべてのお客様に心からお礼を申し上げたい」とのコメントを出した。

 生産台数は1972年に1000万台を達成し、97年に1億台、06年に1億5000万台に到達した。

 トヨタは生産拠点を日本と海外の22カ国・地域の計53工場に拡大し、2012年には過去最高となる865万台の生産を計画。内訳は国内が340万台で、海外は525万台。

 トヨタは「日本のものづくり」を守るため、国内で300万台の生産規模を維持する方針だが、今後は販売増が期待できる中国など新興国中心に生産能力を増強する考えを示している。

続きを表示

2012年7月24日のニュース