対向車のまぶしさ軽減へ ライトの自動調整可能に
国土交通省は28日、自動車が前方を走る車や対向車を感知して、ヘッドライトの向きや光量を自動調整し、まぶしさを抑える機能を搭載できるよう、道路運送車両法に基づく保安基準を改正した。
ヘッドライトの明るさの上限はここ10年で約2倍に引き上げられているが、自動車メーカーなどには「対向車やバックミラーに映る光がまぶしい」といった苦情が多く寄せられていた。
既に部品メーカーなどが、センサーで周囲の車の位置や距離を感知し、光量などを自動調整する機能を開発しつつあり、高級車から搭載される見通しだ。
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