最後のインディJ ディクソン優勝、琢磨は10位

[ 2011年9月18日 18:47 ]

インディジャパンで優勝したスコット・ディクソン

 自動車のインディカー・シリーズ第15戦、インディジャパンは18日、栃木県のツインリンクもてぎで決勝を行い、ポールポジション(PP)スタートのスコット・ディクソン(ニュージーランド)が勝ち、今季2勝目、通算26勝目を挙げた。元F1ドライバーの佐藤琢磨は10位、スポット参戦した武藤英紀は18位だった。2位はウィル・パワー(オーストラリア)、3位にマルコ・アンドレッティ(米国)が入った。同シリーズの日本開催は今年が最後となる。

 インディジャパンを2年ぶりに制したディクソンは、表彰台で何度も両手を突き上げて、喜んだ。「最後のもてぎで勝てた。このうれしさは特別だよ」と声を弾ませた。
 ポールポジションからスタート。目まぐるしく順位が入れ替わる後続を尻目に、危なげなく走りきった。「完璧なマシンに仕上げてくれたチームのおかげ」と感謝を口にした。

 また、10位に終わった佐藤は「もっと上にいけた。日本では最後のレースだっただけに、全く納得できない」。昨年のインディジャパン(12位)よりも順位は良かったが、佐藤は10位という結果に悔しさを隠さなかった。

 ▽武藤英紀の話 インディジャパンには4度出ているが、毎回すごい応援をしてもらった。それに結果で返すことができなくて申し訳ない。

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2011年9月18日のニュース