琢磨、予選11番手も「追い上げのレースをします」

[ 2011年9月18日 06:00 ]

公式予選の結果に悔しい表情を見せる佐藤琢磨

 米インディカー・シリーズ第15戦、インディジャパン・ザ・ファイナルは17日、栃木・ツインリンクもてぎ(1周4・8キロ)で公式予選を行い、スコット・ディクソン(31)が第11戦・ミドオハイオ以来の今季2度目、通算19回目のPPを獲得した。2番手にはここ2戦連続でポール・ツー・ウインと絶好調のウィル・パワー(30)がつけた。日本勢は佐藤琢磨(34)が11番手、武藤英紀(28)は22番手だった。

 最後の日本開催とあって奮闘が期待された日本のエース・琢磨は、まさかの予選11番手に終わり、悔しさをにじませた。「厳しいスタート。きのうの状態は悪くなかったけど、(雨の影響から)タイヤが滑る状況で朝のウオームアップでまさか最下位になるとは思わなかった。11番手は残念な結果」。それでも決勝はインディジャパンの最後を見届けるファンのため「日本で最後のインディ。追い上げのレースをします」と表彰台に上ることを誓っていた。

 ▽予選順位 (1)スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)1分38秒3918(2)ウィル・パワー(ペンスキー)1分38秒4194(3)グラハム・レイホール(チップ・ガナッシ)1分38秒5946(4)ライアン・ブリスコー(ペンスキー)1分38秒7082(5)ジェイムス・ヒンチクリフ(ニューマン・ハース)1分38秒9226(11)佐藤琢磨(KV)1分38秒919422武藤英紀(サム・シュミット)1分38秒9407

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