インディJ終了惜しむ声 日本選手の優勝見たかった

[ 2011年9月18日 18:39 ]

最後の日本開催となるインディジャパン決勝が行われ、コース上に現れた「ありがとう」のメッセージ

 自動車レースのインディカー・シリーズ第15戦、インディジャパンの決勝が18日、栃木県茂木町の「ツインリンクもてぎ」で行われ、この日のレースが同シリーズ最後の日本開催となったことを惜しむ声が相次いだ。

 インディジャパンは1998年に前身に当たるレースが初開催されたが、不況の影響で14回目となる今回が最後となることが今年2月に発表された。

 約5万5千人のファンは旗を振って佐藤琢磨選手(10位)と武藤英紀選手(18位)を応援。レース後も両選手に温かい拍手を送った。

 「最初はベビーカーを押してきていた。家族の思い出が詰まっているので、とてもさびしい」。12年連続で観戦しているという横浜市の会社員(46)は残念そう。一緒に来ていた2人の息子たちも「ここで日本人ドライバーの優勝を見たかった」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2011年9月18日のニュース