5月の車名別新車販売「ワゴンR」が2年ぶり首位 

[ 2011年6月3日 18:54 ]

スズキの軽自動車「ワゴンR」

 5月の車名別新車販売台数で、スズキの軽自動車「ワゴンR」が1万台を超え、2009年5月以来、2年ぶりに首位となったことが3日、分かった。09年6月以降はホンダの小型車「フィット」か、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」のどちらかがトップを占めており、軽自動車としても首位は2年ぶり。

 4月まで2カ月連続で首位だったフィットは前年同月比2割減の約9400台。プリウスも8割減の約6300台にとどまった。東北からの部品供給が比較的多いホンダやトヨタに対し、スズキは東日本大震災によるサプライチェーン(部品の調達・供給網)への打撃が相対的に小さかったとみられる。

 今月1日に発表された5月の軽自動車を除く国内の新車販売台数は37・8%減の14万2154台。一方、軽自動車は25・4%減の9万5210台で、軽自動車の下げ幅が比較的小さかった。

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2011年6月3日のニュース