一番小さいレクサス トヨタ ハイブリッドで発売

[ 2011年1月12日 16:32 ]

トヨタ自動車が発売した「レクサス」で最も小型となる「CT200h」

 トヨタ自動車は12日、高級車ブランド「レクサス」で最も小型となる新型車「CT200h」を全国のレクサス店で発売した。ハイブリッド専用車で、最低価格は355万円とレクサス車の中で最も安い。

 月間1500台を販売してレクサス車の主力車種に育て、BMWなど欧州メーカーが強い高級小型車市場で存在感を高める狙い。

 全長約4・3メートルで、5ドアのハッチバックタイプ。ガソリン1リットル当たり34キロの低燃費を実現した一方、スポーティーな走りも楽しめるという。

 前川真基専務は同日、東京で開いた発表会で「30、40代の男性や女性などにも購入を検討してほしい」と、顧客層の広がりに期待を示した。

 2月以降、北米や欧州などでも発売する。海外の合計で月間5300台の販売を見込む。

 ハイブリッド車は走行音が静かすぎて歩行者に危険との指摘を受け、人工的なモーター音を出す「車両接近通報装置」を初めて標準装備した。

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2011年1月12日のニュース