ブレーキ不具合…ホンダが米で41万台リコール

[ 2010年3月17日 11:27 ]

 ホンダは16日、ブレーキに不具合があったとして、米国で販売した約41万台のリコール(無料の回収・修理)を米道路交通安全局(NHTSA)に届けたと発表した。

 ホンダは1月にパワーウインドーの不具合で世界で約65万台を改修、2月にもエアバッグの問題で米国とカナダで計約42万台のリコールを発表。トヨタ自動車の大規模リコール問題も依然として尾を引いており、主要市場の米国で日本メーカーのブランド力が低下する恐れもある。
 リコール対象は米国で販売された2007~08年型のミニバン「オデッセイ」約34万4000台と、同年型の小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「エレメント」約6万8000台。
 ホンダによると、ブレーキなどを組み合わせた安全装備システムに空気が入り込むなどの影響で、ブレーキが利きにくくなる可能性があるという。顧客からの苦情で不具合が判明した。
 米メディアによると、NHTSAは、ホンダの今回の不具合による事故が3件あるとしている。(共同)

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2010年3月17日のニュース