15億円返済訴訟…亜久里氏、証言台で「悔しい」
08年5月でF1を撤退したスーパーアグリのチーム代表だった鈴木亜久里氏らが、ばんせい山丸証券から15億円の返済を求められた裁判が3日に東京地裁で開かれ、鈴木氏が出廷した。
資金繰りに苦しんでいた同チームは07年2月、ばんせい証券(当時)を通じ貸金会社から15億円を借金。鈴木氏側は、同証券の元役員から紹介された自称・石油関連企業と3000万ドル(当時約36億円)のスポンサー契約を結び、借金はスポンサー料が支払われるまでのつなぎ融資と主張した。鈴木氏は証言台で「スポンサー料が入らなかった。返す意味がないものを返さないといけない。悔しい」と述べた。
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