国内自動車、大減産で生産台数下落率最大の31%

[ 2010年1月29日 13:32 ]

 日本自動車工業会が29日発表した2009年の自動車国内生産台数は、前年比31・5%減の793万4516台となり、1966年の統計開始以来、最大の下落率を記録した。台数は76年以来、33年ぶりに年間800万台を割り込んだ。金融危機で各社が大幅な減産に踏み切ったことが響いた。

 内訳は乗用車が30・9%減の686万2161台、トラックは34・7%減の98万5100台だった。乗用車、トラックともに減少率は最大だった。ただ、政府のエコカー購入支援策などが寄与し、昨年後半から生産は回復基調にある。

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2010年1月29日のニュース