マツダ「水素ハイブリッド車」を納車

[ 2010年1月13日 10:27 ]

 マツダは13日、水素ハイブリッド車(HV)「プレマシー ハイドロジェンREハイブリッド」を岩谷産業(大阪市)に納車した。岩谷産業は新日本石油などと共同運用する北九州市の水素ステーションをベースに、九州地区で営業車として使用する予定。同車の九州での配備は初めてで、リース料は月42万円という。

 13日午前、納車式が福岡市で開かれ、福岡県の麻生渡知事はあいさつで「福岡で水素自動車が活発に動くことによって、全国に水素ステーションの設置が広まればいい」と述べた。
 12日に北九州市で報道機関向けに開かれた試乗会では、同型のプレマシーを実際に走行させ、燃焼性の高い水素と、ガソリンの排気音の違いなどを紹介した。
 水素ハイブリッドのプレマシーはロータリーエンジン(RE)を水素でも走れるように改良し、電気モーターと組み合わせた。水素とガソリンの併用で約600キロ走行可能という。

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2010年1月13日のニュース