BMW、初のハイブリッド

[ 2009年10月29日 06:00 ]

ビー・エム・ダブリュー(東京)が初めて投入するハイブリッド車「BMW アクティブ・ハイブリッド7」

 ビー・エム・ダブリュー(東京)は29日、旗艦車種「BMW 7シリーズ」のハイブリッド車「BMW アクティブ・ハイブリッド7」と「BMW アクティブ・ハイブリッド7L」の受注を始めた、と発表した。同社としては初のハイブリッド車となる。納車は来年夏ごろの予定。

 メルセデス・ベンツ日本も国のエコカー減税の対象車種を狙って、国内市場にハイブリッド車を投入しており、これまで取り組みが遅かった輸入車の環境対応が加速している。
 今回のBMWのハイブリッド車は、ガソリンエンジンの「BMW 750i」に比べて燃費を15%改善。4・4リットルのV型8気筒エンジンと電気モーター、リチウムイオン電池を組み合わせた。
 ハイブリッド7、7Lの燃費は、高速走行を重視した欧州基準だと1リットル当たり10・6キロ。日本では2割程度悪化するとみられる。停車中にエンジンを自動停止し、無駄な燃料消費を抑えるアイドリング・ストップ機能も装備。価格はハイブリッド7が1280万円、ハイブリッド7Lが1405万円。

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2009年10月29日のニュース