カタール政府系ファンド 独ポルシェに10%出資

[ 2009年8月15日 01:16 ]

 ドイツのスポーツカーメーカー、ポルシェは14日、カタールの政府系ファンドから10%の出資を受けることで両社が合意したと発表した。ポルシェの創業者一族らが保有する同社株が対象となる。ポルシェの資金繰りの改善が狙いだ。

 さらに、カタールの政府系ファンドは、ポルシェが保有しているドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)株を買い増すオプションの大部分を取得する。この結果、同ファンドはVWの大株主になる。
 VWとポルシェは13日、2011年末までに経営統合することを決定したばかり。同ファンドは、経営統合後の新VWグループへも大きく関与する。(共同)

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2009年8月15日のニュース