メーンは中須賀貫禄のV2

[ 2008年5月12日 06:00 ]

 2輪の文部科学大臣杯2008MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ第2戦(スポーツニッポン新聞社後援)は11日、茨城県下妻市の筑波サーキット(1周2・07キロ)で各クラスの決勝を行った。メーンのJSB1000は中須賀克行(26=ヤマハ)が28分40秒326で優勝、GP250クラスは18歳の新鋭・高橋巧(ホンダ)が24分24秒967で接戦を制し、ともに4月(ツインリンクもてぎ)の開幕戦に続く連覇を飾った。

 <JSB1000 3連勝も“いきます!”>昨年ランク4位の中須賀が開幕戦に続いてトップでチェッカーを受け、年間王者に向け順調ぶりをアピールした。終盤までもつれたトップ争いも「無理をしなければ必ずチャンスがある」と冷静に判断し、最後は2位・秋吉の追い上げを振り切った。開幕連勝に「まさか勝てるとは。次戦(大分・オートポリス)は昨年初優勝した相性のいいコースなので、ぜひ狙いたい」と3連勝に意欲満々だった。

 ◇決勝成績▽GP―MONO(18周)
 (1)中木亮輔(ホンダ)19分53秒822
 (2)岡田義治(スズキ)19分58秒696
 (3)長島哲太(ホンダ)19分58秒696
 (4)比企徹(ホンダ)20分4秒900
 (5)山本晃大(ホンダ)20分11秒594
 ▽ST600(25周)
 (1)武田雄一(ヤマハ)26分32秒492
 (2)小林龍太(ホンダ)26分36秒706
 (3)小西良輝(ホンダ)26分23秒790
 (4)稲垣誠(ホンダ)26分37秒074
 (5)野田弘樹(ホンダ)26分43秒041
※小西は白旗無視のため順位降格
 ▽GP125(25周)
 (1)菊池寛幸(ホンダ)25分40秒252
 (2)柳沢祐一(ホンダ)25分40秒942
 (3)徳留真紀(ヤマハ)25分44秒392
 (4)竹内吉弘(ホンダ)25分45秒891
 (5)山田亮太(ホンダ)25分48秒787
 ▽GP250(25周)
 (1)高橋巧(ホンダ)24分24秒967
 (2)富沢祥也(ホンダ)24分25秒067
 (3)渡辺一樹(ヤマハ)24分43秒263
 (4)及川誠人(ヤマハ)24分44秒726
 (5)関口太郎(ヤマハ)24分46秒676
 ▽JSB1000(30周)
 (1)中須賀克行(ヤマハ)28分40秒326
 (2)秋吉耕佑(スズキ)28分41秒287
 (3)手島雄介(ホンダ)28分42秒927
 (4)酒井大作(スズキ)28分43秒574
 (5)山口辰也(ホンダ)28分45秒200

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2008年5月12日のニュース