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中谷潤人「負けてなお強し」 尚弥相手に初黒星もファンから称賛続々「歴史に残る名勝負」

[ 2026年5月3日 00:26 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   WBA、WBC、WBO1位、IBF3位・中谷潤人(M.T)<12回戦>統一王者・井上尚弥(大橋) ( 2026年5月2日    東京ドーム )

井上尚(右)相手に左を狙う中谷(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 プロボクシング前WBC&IBF統一世界バンタム級王者の中谷潤人(28=M・T)が世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)に0―3の判定で敗れ、日本人2人目の4団体統一王者と同男子4人目の世界4階級制覇を逃した。プロ33戦目で初黒星となった。

 序盤から緊張感にあふれる展開。中谷は判定でプロ初黒星を喫したものの、ネット上のファンからは「中谷本当に強かった」「歴史に残る名勝負」「両方に白星あげたい…」「互いに一瞬の隙も許さないハイレベルな駆け引き」「タラレバだけどカットなかったら…」「負けてなお強し」など、健闘を称える声が続々と寄せられた。

 井上尚との“全勝対決”は序盤から互いに素早いジャブでけん制し合う展開。中谷は1回終盤に鋭いカウンターを見せ場内をどよめかせた。2回もリーチ差を生かして細かくジャブを打ち込み、井上尚を懐にもぐり込ませなかった。8回には互いに攻勢を強めワンツーの応酬。ヒットこそしなかったが中谷が鋭い左フックを放ち再び場内を沸かせた。9回にも相手をロープに追い込み、ガードの上からながら強烈なラッシュを打ち込んだ。

 10回には井上尚の頭が中谷の左眉間にバッティングし流血するアクシデントもあった。ドクターチェックで一時中断となったがすぐに試合は再開。中谷は、11回から視界が悪くなる中でも果敢に前に出て攻勢をゆるめなかった。12回を戦い終えると両者はがっちり抱き合って健闘をたたえ合った。

 主催者によると中谷は左の眼窩底骨折の疑いがあるといい、病院でCTスキャンを受ける見込み。試合後の会見は予定よりも大幅に時間を短くして約5分行われた。中谷は11回に受けたパンチによるものだと認めた。

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