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【ONE】澤田が1本勝ち 女子王者・ザンボアンガとのタイトル戦が決定「もっと完成度を上げたい」

[ 2026年4月29日 19:59 ]

三浦に1本勝ちした澤田
Photo By スポニチ

 アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」は29日、有明アリーナで「ONE SAMAURAI 1 フライ級キックボクシング暫定世界王者決定戦 ロッタンVS武尊」を行った。女子アトム級総合格闘技5分3Rで澤田千優(28=IDEA ASAKUSA)は1R4分33秒、腕十字固めで三浦彩佳(35=TRIBE TOKYO MMA)を破った。ボーナスとアトム級女子王者のデニス・ザンボアンガへの挑戦権を獲得した。

 1R、三浦がしつようなタックルで攻め。澤田は冷静にディフェンスし、上を取った澤田が鉄槌から腕十字へ。三浦は必死にこらえたが、澤田が決めきり会心の1本勝ちを決めた。チャトリCEOはボーナスを決め、次戦のタイトル挑戦権を決めた。

 試合後、勝った澤田は「決まってよかった。練習通りでよかったな」と笑顔。「戦い方はイメージ通りだった。触れてみて体の柔らかさ、しつこさだったりとか、感じました」と振り返る。「チャトリCEOからタイトル戦をいただいたので、いつになるかわからないが、タイトル戦へ向けて、もっともっと練習して完成度を上げていきたいのが一つ。もう一つはジムで女子選手を少しだけ教えるようになったから、自分なりに教えて強くなったらいいかなと思います」と話した。

 打撃で上回ったことに「打撃というかMMAの部分で自分の方が上回っているという自信があった」と胸を張る。組み付かれたが「作戦の中には決めることは聞かれたが、きょうは決めないと言ってきた」と煙りに巻いたが「練習で打ち込みしてきた腕十字の入り方だったりとか、練習通りのものが試合で出せた。指導している身しては説得力のある試合になったのかな」と満足げだった。十字に入って膝を相手が落としてきたが「向こうの長南さんが膝と言っていたのが聞こえていたので、痛いやつではなくて、当たってもくらってきてなくて、無視じゃないが(十字を)決めました」と笑った。次戦は王者のザンボアンガとのタイトル戦となる。「いつでもどこでもザンボアガさんができるタイミングでやれたらやりたい」とタイトル奪取へ意欲を見せる。

 地上波へのこだわりには「今までは自分が勝てればいいやと考えていた。映る機会とか伊澤選手が女子格闘技を盛り上げようという姿で見ているとフューチャーされにくいので女子格闘技もあるんだよONEはというのが知れたらいいな」と女子格闘技のためにの思いが強くなったという。

 試合のセコンドから「試合中は視野広く見て動いた。スクランブルになったら休むなと私は休んでしまうところがある。下から十字を入る入り方を練習してきた。やったやつだと思ってやりました」と練習のたまものだった。この試合に負けたらジムのIDEAを破門と言われていたという。ボーナスには安堵の表情だった澤田は「ボーナスはジムをやっているので取っておくのが最善でしょう」と終始笑顔だった。

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