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井上尚弥 中谷潤人の「スタイルは僕の中に入り込んでいる。落とし込みやすかった」映像で確認怠らず

[ 2026年4月20日 17:00 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA、WBC、WBO1位、IBF3位・中谷潤人(M.T) ( 2026年5月2日    東京ドーム )

<井上尚弥 公開練習>公開練習に臨む井上尚弥(撮影・西海健太郎)
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 プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋、32勝27KO)が20日、横浜市内の所属ジムで、5月2日に東京ドームで行われる前WBC&IBF統一世界バンタム級王者・中谷潤人(28=M.T、32勝24KO)戦へ向けた公開練習を行った。中谷陣営のM.Tジムの村野健会長らが視察に訪れる中、シャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを1ラウンドずつ披露。終わると「包み隠さず全部やりました!」と叫び、詰めかけた約110人の報道陣を沸かせた。

 井上は中谷の試合映像を「かなり見た。参考にした試合というのはないですけど、(自身と違う)サウスポー相手でも一通りは見た」という。「イメージをふくらませるのも最終調整なんで、最後までしっかりイメージを高めていきたい」とぎりぎりまでチェックを続ける考えを明かした。その上で「中谷潤人というボクサーのスタイルはもう僕の中に入り込んでいる。会場で見たこともありますし、海外の分からない選手ではないので、そういった意味では凄く落とし込みやすかったというのはあります」と分析に自信を示した。

 中谷は専門誌のインタビューで「本当にぶっ倒します」とKOを宣言し、井上もXで「いいね。そう来なくちゃ」と反応していた。感想を求められた井上は「ぶっ倒すに対して、どっちのボクシングも選択していきたいと思います」とかわし、ニヤリとした。また、19日に米国合宿から帰国した中谷が、元5階級制覇王者テレンス・クロフォード(引退、米国)が昨年9月に2階級上のサウル・“カネロ”・アルバレス(米国)をアウトボクシングで空転させた試合を「参考にしている」と話していたと聞くと、「ああはならないですね」とピシャリ。真意を問われると「当日を楽しみにしてください」とだけ答えた。

 世界注目の一戦で中谷に印象的な勝ち方を収めれば、現在は2位にランクしている米リング誌選定「パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)」で1位に返り咲く可能性がある。「別にそこを見越して試合をするわけではないんですけど、勝ち方次第で1位が見えてくる試合ではあると思うので、そういった試合なんだというのも自覚しながら過ごしています」と言いながらも、「ただ、1位になることを目標に5月2日を戦うわけではないので、そこは結果次第ですね」と冷静に話した。

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