吉田京太郎「余裕で勝てると…」リベンジ果たしアジア2冠王者に 亀山大輝も王座獲得でワタナベ勢が躍動
プロボクシング日本スーパーフライ級タイトルマッチ&東洋太平洋同級王座決定戦10回戦 吉田京太郎(ワタナベ)《○判定●》山口仁也(三迫) ( 2026年4月14日 東京・後楽園ホール )
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日本スーパーフライ級タイトルマッチ&東洋太平洋同級王座決定戦が行われ、日本同級1位の吉田京太郎(28=ワタナベ)が日本王者・山口仁也(26=三迫)に2―1判定勝ち。自身初の日本王座と、空位の東洋太平洋王座を獲得し2冠王者に輝いた。
吉田は開始直後に左アッパーで顔面を捉えるなど初回からエンジン全開。途中採点ではジャッジ三者の支持を得るなど主導権を握り、中盤以降に圧力を強めた山口をうまくさばきながらカウンターをヒット。2―1の僅差判定で(97―93×2、94―96)逃げ切った。昨年4月の日本同級王座決定戦で判定負けした相手に雪辱を果たし、「最高にうれしい。100%は出せなかったが、自分のやりたいことはできた」と笑顔。控室でも「余裕で勝てると思っていた」と冗舌で、2本のベルトを手にし喜びに浸った。
山口戦に向けては同門の先輩で、今月3日に世界戦を行った元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(31)ともスパーリングを重ねた。谷口をまねて、小麦色の肌に金色の短髪姿にイメチェンをも図りタイトル獲得につなげた。「スパーでもアドバイスをもらった。ありがたかった」と感謝を述べた。
元同門で同学年の元WBC世界ミニマム級王者の重岡優大氏(28)も手にした日本王座を獲得。「あの2人(重岡銀次朗との兄弟)は世界獲っている。“余裕だよ”と言われてしまうと思うが、やってきた証としてベルトを獲れたことはうれしい」と頬を緩めながら「今回がまぐれと言われないよう防衛を重ねて、国内敵なしと言われるように頑張りたい」と勝って兜の緒を締めた。
セミファイナルの日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦では同級2位の“代役挑戦者”亀山大輝(29=ワタナベ)が王者・川満俊輝(30=三迫)に3―0判定勝ちで新王者に。負傷した同級1位・磯金龍(25=大橋)に変わりチャンスをつかんだ亀山は「前回のタイトルマッチから約3年。時間はかかったがようやく日本一になることができました。うれしい気持ちでいっぱい」と感慨深げ。
ワタナベジム勢で勝利のバトンをつなぎ、メインの吉田は「亀山さんと2人で勝ててうれしい。流れをつくってくれたので感謝している」と目尻を下げた。



















