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浜田剛史氏 天心 敗戦は大きな経験に 打ち合いでKO決着もある

[ 2026年4月10日 04:45 ]

那須川天心(左)とエストラダ
Photo By スポニチ

 WBC世界バンタム級2位の那須川天心は11日、注目の世界挑戦者決定戦を行う。相手は同級1位で元世界2階級制覇王者のエストラダ。昨年11月の井上拓真(大橋)戦からの再起戦となる那須川は強敵を相手に敗戦の経験をどう生かすのか。元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏が、展開を予想した。

 エストラダは、全体の7割といわれるボクサーファイターの中でも、ファイターに近いタイプの選手だ。離れてうまく、打ち合いもできる安定感がある。ただ、極端な動きはしないため、想像がつかない相手ではない。

 苦戦を何とも思わない精神的なタフさもある。49戦のキャリアで倒し、倒される試合もしている。「ボクシングだから苦戦は当たり前」との経験をしており、不利になっても慌てない強さがある。

 那須川は、井上拓真戦の前に苦戦したことがなく、攻め込まれて慌ててしまった。接近戦でも、打たれないことを優先し、手数が出なかった。この敗戦は大きな経験になった。

 今回は接近戦の練習を重ねてきた。「何が何でも勝つ」との那須川の言葉は、本音だと思う。だとすると、隙を突いてカウンターというボクシングだけでなく、どこかで打ち合いに出るはずだ。

 「攻めに出れば打たれる」のはボクシングの基本で、打たれても慌てない練習はした。3つ来たら4つ返す練習もし、連打で消耗するスタミナもつけた。エストラダのタイプから、打ち合いになる可能性は高いだろう。

 そうなれば、分かりやすい優劣がつく試合が予想される。もちろん、KO決着の可能性もあるだろう。(元WBC世界スーパーライト級王者)

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