世界王者の価値を下げるWBCのベルト乱発…リーゼントボクサーため息「階級制の意味なくなる」
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日本、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級元王者で、Wake Rise BOXING FITNESS会長の和気慎吾氏(38)が、自身のYouTube「和氣慎吾のリーゼントチャンネル」を更新。ボクシング世界王者のベルトの価値を落とすようなWBCの暴挙を糾弾した。
冒頭、和気氏が所属していたフレアボクシングジムの赤井祥彦会長が「前代未聞。聞いたことない」と切り出した。
WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチで王者オシャキー・フォスター(32=米国)に挑戦するスティーブン・フルトン(31=米国)が2ポンド(約900グラム)超過で計量失敗。そもそも1階級下のWBC世界フェザー級王者でありながら1階級上で体重超過したフルトンの大ミスであるのだが、何とWBCは世界ライト級暫定王座決定戦に変更して試合を強行してしまった。
結果、フルトンは大差判定負けを喫した。
普段は冗談交じりの赤井氏が真剣な表情で「これはやっちゃいけないこと」と糾弾。和気氏も「もう階級制の意味がなくなる」と嘆いた。
赤井氏は「ベルトの価値が一気に落ちた。計量オーバーしたフルトンも悪いんだけど、今回一番の問題はWBCよ。そこまでしてタイトル認定料が欲しいのか。がっかりよ」と続けた。
あの井上尚弥(大橋)を上回る3階級4団体統一王者となったテレンス・クロフォード(米国)もWBCと認定料の支払いでモメて王座を剥奪された。
正規王者が健康で防衛戦を行っているにもかかわらず、暫定王座を認定したり、ボクシング界で権威があったWBA、WBCのやり方に批判が集中している。
そんな中。サウジアラビア総合娯楽庁長官のトゥルキ・アルシェイク氏がボクシング界で最も権威がある米国の老舗専門誌「ザ・リング」を買収。“ザ・リング”のベルトを擁して新団体を設立する動きを見せている。
赤井氏はトゥルキ氏は「本当に価値のあるタイトルをつくりましょうと言っている」と、拝金主義に陥らない団体の誕生に期待した。
“ザ・リング”が、WBA、WBC、IBF、WBOの主要4団体を上回る“統一団体”になるか、動向が注目されている。
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