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アマ6冠の“サンダーストーム”片岡雷斗がプロ転向 「デビュー戦で世界戦やらせたいくらい」大橋会長絶賛

[ 2025年12月1日 17:36 ]

プロ転向会見を行った片岡
Photo By スポニチ

 ボクシングアマチュア6冠の片岡雷斗(19)が1日、横浜市内の大橋ジムで会見し、同ジムからプロ転向することを発表した。「世界チャンピオンになれる自信はある。井上尚弥さんみたいに全部できるボクサーになりたい」と目を輝かせた。

 昨年11月に同ジムとサポート契約を結び、28年ロサンゼルス五輪を目指していたが、主戦場としていた50キロ級は五輪階級から外れた。増量して55キロ級での試合も経験したが、昨年9月に同門となる世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32)とTJ・ドヘニー戦を現地で観戦。「井上尚弥さんの試合を初めて間近で見て衝撃的だった。自分も早くあの舞台で戦って、世界チャンピオンになりたいと思った」と転向を決断した。

 スピードとパンチ力を武器とし、名前が雷斗であることから、早くも愛称は“サンダーストーム”に決定。命名した所属ジムの大橋秀行会長(60)は「50年近くボクシングを見てきたが凄いものをもっている。世界チャンピオンになるのは当然、複数階級いける」。当時最多となる14度の防衛に成功した、元WBC世界フライ級王者ミゲル・カント(メキシコ)を彷彿とさせるスタイルだと大絶賛。「デビュー戦で世界戦をやらせたいくらいだった」と続けると、今月5日にB級(6回戦)プロテストを受験し、来年3月ごろに世界ランカー級の選手を相手にミニマム級でデビュー戦を行う構想を明かした。

 片岡はすでにWBA世界同級正規王者・松本流星(27=帝拳)や現WBC世界同級王者メルビン・ジェルサエム(31=フィリピン)とのスパーリングを経験するなど、新たなステージに向けての準備を整えている。世界複数階級を視野に入れる逸材は「夢と希望を与えられる選手になりたい」と大きな野望を胸に、プロの舞台に飛び込む。

 ◇片岡 雷斗(かたおか・らいと)2006年(平18)7月112日生まれ、千葉県佐倉市出身の19歳。格闘技経験のある父・圭さんの影響で幼稚園からキックボクシングを始め、小4年からボクシングに転向。進学した千葉・習志野高では1年で総体と選抜、2年で国体を制覇するなど高校5冠を達成。23年アジア・ユース選手権51キロ級で優勝した。アマ戦績は58戦57勝(31RSC)1敗。男5人、女2人の7人きょうだいの3男。1メートル62の右ボクサーファイター。

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