アフマダリエフ異例の3週間前来日 スパー重ねる尚弥を一蹴「私たちのスタイルは天と地ほど違う」
プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ 統一王者 井上尚弥(大橋)<12回戦>WBA暫定王者 ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン) ( 2025年9月14日 名古屋・IGアリーナ )
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世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)に挑戦する、WBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が24日、練習拠点の米カリフォルニア州ロサンゼルスから羽田空港着便で来日した。
上下グレーのジャージーに医療用マスクを着用する、厳戒態勢で到着ゲートに登場。超異例となる試合3週間前の来日に「時差解消が第一の目的」と明かすと「日本が初めなので街を見てみたいと思った。スポーツが人気とも認識しており、とても楽しみにしていたので少し早く来た」と余裕の表情。これまでは挑発的な発言を繰り返し井上との対戦を熱望してきた“悪童”だが、この日は「井上選手は自分のキャリアの中で最も強い相手。最もハードな対戦になる。やっぱり尊敬している」などと優等生発言を繰り返した。
アマチュア時代は16年リオ五輪で銅メダルを獲得。プロ転向後は23年4月にマーロン・タパレス(33=フィリピン)に敗れるまで、WBA&IBF世界同級王座を保持していた実力者だ。井上自身も「最大の強敵」と警戒心を強め、アフマダリエフに唯一黒星をつけているタパレスらのスパーリングで対策を講じているが「私たちは全く違う。天と地ほどの、全く違う逆のスタイルだ」と一蹴した。
自身は米カリフォルニア州パームスプリングスで最長16ラウンドのスパーリングを行ってきたという。対策については「しかるべき準備を積んできた」と話すにとどめ「9月14日に皆さんが見て、どこを強化してきたかすぐ分かるだろう」とけむに巻いた。
WBCが義務づける、試合30日前計量ではリミットとされる約60・8キロは超過したが「もちろん、必要な体重にする。大丈夫だ」と体重調整は問題がない様子。「当日はどちらがよりハードな訓練を積んできたかが分かる。一発のパンチが世界を変えてしまうこともあり得る」と不敵に笑い、終始不気味さを漂わせていた。
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