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天心 地元で「天心祭」開催 同門選手の訃報に心痛めながら「こういうことが起こっても格闘技は続く」

[ 2025年8月23日 13:37 ]

法被姿でやぐらからあいさつする那須川
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBA、WBC世界バンタム級1位の那須川天心(27=帝拳)が23日、地元の千葉県・松戸市の松戸中央公園で「天心祭」を開催した。23年に同市で行われた「まつど祭り」に参加し、屋台を出店してきたが、今回は自らが企画し、開催を実現させた。「“人間みんな仲良くしていこう”というテーマ。SNSが今凄い世の中で、負のニュースが多い。外に出て体を動かせば考えていることも忘れるし、外に出るきっかけをつくりたかった」と意図を説明した。

 今月9日には、2日の試合後に開頭手術を受けた、同門の浦川大将さん(帝拳)が亡くなった。訃報が相次いだ中、祭りの“強行”を決断した那須川は「起こったことは“しょうがない”とは言えないでが真摯(しんし)に受け止めたい。ただ格闘技では普通に起こりえることとは理解している。それだけで終わらせたくはないが、こういうことが起こっても格闘技は続く。やっていかないといけない」と沈痛な面持ちを浮かべながら、格闘家としての覚悟をにじませた。

 日本ボクシングコミッション(JBC)や日本ボクシング協会はリング禍防止へ日々、対応策を講じている。「誰が悪いとか原因を探すより、全員が気を引き締めなきゃいけないと思う。ボクシングだけじゃなく格闘技は普通に起こるよね、と。例えば下品な煽り合いとか、そういうところから一個一個、格闘技を見つめ直すこともやっていった方がいいなとも思う」と持論を展開。格闘家を集めた「格闘技界の大会議」を開き、競技の方向性を考えていくことも必要だと話した。

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