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朝倉海 まさかのUFC2連敗にぼう然…8カ月ぶり再起戦で2Rギロチンチョークに沈む 2戦連続一本負け

[ 2025年8月17日 11:31 ]

UFC319   ●朝倉海ーティム・エリオット○ ( 2025年8月16日 )

試合後にぼう然の表情を見せた朝倉海(手前)(ロイター)

 世界最高峰の格闘技団体「UFC319」が16日(日本時間17日)に米国・シカゴのユナイテッド・センターで開催。元RIZINバンタム級王者の朝倉海(JAPAN TOP TEAM)が、UFC2戦目となる8カ月ぶりの再起戦でティム・エリオット(米国)と対戦し、2Rギロチンチョークでタップアウト負け。2戦連続一本負けでUFC2連敗を喫した。

 2戦連続で悪夢が待っていた。

 入場ではRIZINのリングアナでもお馴染みのレニーハートさんのリングコールにも後押しされてUFC2戦目のオクタゴンに向かった。オクタゴンの入る前には、兄・未来とのしっかりと抱擁する場面もあった。

 1R開始からオクタゴンの中央を制して、上手くプレッシャーをかけながら強烈なパンチを当てる場面も多かった。残り1分を切ったところで、キックを掴まれてテイクダウンを許した。

 2R途中まで上手く戦っていたが、残り1分20秒からカウンターでテイクダウンを許して、その後にギロチンチョークを極められてタップアウトした。試合後にはぼう然の表情を見せていた。

 海は、24年6月にRIZINバンタム級王座を返上すると同時にUFC挑戦を発表。同年12月に決定したUFCデビュー戦は、異例のタイトルマッチという特別待遇を受けた。フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)に挑戦したが、厳しい現実が待っていた。2R開始からいきなりバックを取られてピンチに。そのままテイクダウンを奪われると、バックチョークで失神負けを喫した。日本人初そしてアジア人初の男性UFC王者誕生とはならなかった。

 UFCデビュー戦で黒星を喫してから約8カ月。海は、再起戦でエリオットとの対戦が決定した。エリオットは、2016年に開催された「The Ultimate Fighter24フライ級トーナメント」決勝で扇久保博正を破って優勝。直近の試合では、23年12月の「UFCファイトナイト」でス・ムダルジから一本勝ち。現在はUFCフライ級11位とランクインしているベテラン選手。

 UFCデビュー戦ではUFCのスタイルにアジャストできなかったという。「自分の弱かった部分を修正して、強くなるための期間に使った。なので今は強くなって戻ってきました」と、この8カ月間を振り返った。

 そして相手の印象については「彼の動きだったりはしっかり分析できてる」と、しっかり対策していた。「自分の実力を出し切れれば何の問題もないかなと思ってます」と自信の言葉を口にしていた。しかし水抜きに苦戦して、自身初のカーテン内での全裸計量となった。「リカバリーしたら完全復活した」と口にしていたが、コンディション調整に多少の問題があったのか、ベテラン選手に屈してUFC2連敗を喫した。

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