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尚弥の12月対戦候補・ピカソが亀田京之介に判定勝ちも課題露呈 ファン落胆「尚弥の相手になるのか?」

[ 2025年7月20日 08:46 ]

プロボクシング スーパーバンタム級10回戦   〇アラン・ピカソ(メキシコ)<判定>亀田京之介(TMK)● ( 2025年7月19日    米ネバダ州ラスベガス MGMグランド・ガーデンアリーナ )

亀田京之介に判定勝ちしたピカソ(撮影・杉浦大介通信員)
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 WBC世界スーパーバンタム級1位のアラン・ピカソ(24=メキシコ)が、亀田3兄弟のいとこでWBC世界フェザー級23位の亀田京之介(26=TMK)とノンタイトル10回戦を行い、2―0で判定勝ち。12月にサウジアラビアで計画される「リヤド・シーズン」で、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の相手候補に浮上している中、“前哨戦”に勝利も弱点を露呈する内容に終わった。

 ピカソは序盤、ガードをガッチリと固めながら頭を下げて突っ込んでくる亀田に左ボディー、右アッパーで応戦。3回にはロープを背負わせてワンツーを打ち込み、5回にはプレッシャーをかけて優勢に立った。終盤には左右のアッパーで亀田の顔面を捉え、8回には左フック、ワンツーを見舞うも仕留めきれず。判定はジャッジ1人がドローの2―0(95―95、97―93、98―92)と勝利も、パンチの被弾も目立つ“激戦”に。ネット上では「ピカソもう少し強いと思った」「井上尚弥の相手になるのか?」「井上尚弥VSピカソ全く見たくない笑」などと落胆の声が上がった。

 この勝利で33戦32勝17KO1分けとしたピカソは、昨年8月には過去に井上のスパーリングパートナーを務めた経験もある元WBA世界同級1位アザト・ホバニシアン(アルメニア)に12回判定勝ちでWBC同級シルバー王座防衛に成功。メキシコの最高学府UNAM(メキシコ国立自治大)で学び、メキシコ国内で高い人気を誇るボクサーだ。

 井上とは当初、5月に米ラスベガスで対戦予定だったが、ピカソ陣営が対戦を辞退。井上は9月14日にWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との統一戦に勝利後、1試合限定でフェザー級に転級し、WBA同級王者ニック・ボール(28=英国)に挑戦する計画が進んでいたが、体への負担を考慮してスーパーバンタム級での防衛戦を選択。サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官が井上―ピカソ戦を計画していることを明かしていた。

 一方の亀田は2月にメキシコで元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(メキシコ)に7回TKO負けして以来の再起を目指したが、悔しい連敗となった。

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