比嘉大吾 4度目世界挑戦は「間違いなくない」 勝てばドネア戦も?「WBAの社長が決めること(笑)」
プロボクシング U-NEXT BOXING.3 WBA世界バンタム級タイトルマッチ 正規王者アントニオ・バルガス(米国)《12回戦》同級2位・比嘉大吾(志成) ( 2025年7月30日 横浜BUNTAI )
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元WBC世界フライ級王者でWBA世界バンタム級2位の比嘉大吾(29=志成)が17日、都内の所属ジムでWBA世界同級正規王者アントニオ・バルガス(28=米国)への挑戦に向けた練習を公開した。
比嘉はこの日、同門のWBA世界ライトフライ級5位の吉良大弥(22)と1ラウンドのスパーリングを実施。ガードを上げたまま相手の懐に潜り込んだ。「テーマはもらわないこと。できるだけダウンは避けたい。パンチを効かされないようにガードですね」。今年2月には現WBA世界休養王者・堤聖也(29=角海老宝石)とダウンを奪い合いドローで王座獲得に失敗。あと一歩でベルトには届かなかった前戦の反省を生かす。「倒して勝ちたい」とKOでの王座奪取を掲げながら「倒した後も気を抜かず頑張りたい」とまずは守りを固める。
3戦連続の世界挑戦は日本人初。世界でも超異例の挑戦だ。6月の発表会見では「“二度あることは三度ある”という言葉もあるが、自分は三度目の正直を信じる」と語っていた中、この日は「(4度目は)間違いなくない。獲らないといけない」と“負けたら引退”の不退転の覚悟で挑む。
正規王者バルガスは19勝11KO1敗で五輪出場経験もある難敵だ。「日本人と違って言葉が分からない分、怖さはある。それが世界戦なんですかね」とおどけながら、3戦ぶりの外国人選手との対戦に向けたスパーリングは同門のWBO世界フェザー級5位の大湾硫斗(27)らと自己最長の18ラウンド(6ラウンド×3セット)のスパーリングや、60分間ぶっ続けのマスボクシングなどで追い込み、約130ラウンドを消化。「自分では変わらないと思うが、多分良くなっているのかな…」と苦笑しながら、担当する野木丈司トレーナーは「ここ3戦で一番精神状態がいい」と確かな手応えを口にする。
勝てば11月にもプロでは2戦2分けの休養王者・堤との3度目対戦が濃厚。また暫定王者には世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(42=フィリピン)が君臨するが「堤もドネアもチャンピオンなので…それはWBAの社長が決めることなんですかね。僕らは社員としてせっせと働くだけ」とおどけた。
7年3カ月ぶりの世界王座返り咲きとなれば、高山勝成の5年11カ月を上回る国内最長ブランク。「大変光栄に思っている。今回は絶対勝ちますので一緒に喜びましょう」と3度目の正直で王座返り咲きを果たす。



















