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黒木優子「負けたらいいところがなくなると」鈴木なな子に大差判定勝ちV1 次戦WBO王者と統一戦浮上

[ 2025年6月26日 22:55 ]

プロボクシングWBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ10回戦   黒木優子《判定》鈴木なな子 ( 2025年6月26日    東京・後楽園ホール )

大差判定勝ちで初防衛に成功した黒木。右は山下会長
Photo By スポニチ

 WBA女子世界ミニマム級王者・黒木優子(34=真正)が世界初挑戦の同級4位・鈴木なな子(25=横浜光)に判定勝ちし、初防衛に成功した。

 世代交代は許さなかった。初回から切れのある左ストレートを再三ヒットさせると、7回には強烈な左で相手をぐらつかせるなど終始、圧倒。世界初挑戦の鈴木に格の差を見せつけた34歳は「(鈴木は)本当に可愛いので、負けたら自分にいいところがなくなると思った」と冗談を交えながら「相手の出方によってパターンを変えられた。キャリアを生かせたと思う」と胸を張った。

 今年1月の王座決定戦で判定勝ちし、約1年ぶりに世界王者返り咲き。アトム級から転級2戦目に向け、筋力トレーニングを積極的に行いパワーを強化してきた。スパーリングでは上の階級の選手と手合わせ。「いつもはKOを狙いすぎて無駄な体力を使ってしまうが、今日は“ぐちゃぐちゃ”にならずに済んだ」と体力面での手応えを口にした。

 同興行で行われた東洋太平洋同級タイトルマッチに7回1分30秒でTKO勝ちした王者の和田まどか(30=DANGAN)からは試合後、リング上で挑戦表明を受けた。「自分では決められないが、ジムがOKを出せば」と前向きの黒木だったが、次戦は年末にもWBO同級王者サラ・ボルマン(35=ドイツ)との統一戦計画も浮上。アトム級に続く2階級での複数団体統一を目指す“ボクシング界のゆうこりん”は「まだ伸びていると思いたいし、まだ伸びると信じたい。これからも頑張りたい」と気合十分に話した。

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